2017年も、10月に突入です。
流石、暑さ寒さも彼岸まで~の言葉のように、お彼岸過ぎから、涼しくなってきましたね。体調を壊されている方はいらっしゃいませんか?
こちらの写真は家庭画報さんの雑誌の一部を写したものですがフィレンツェ・メディチ家のの食卓をイメージして作られたテーブルなんだそうです。
先日9月29日、イルチェロにて、イタリア語翻訳家・文筆家でいらっしゃる中村浩子先生をお招きして『メディチ家とフィレンツェの料理』というタイトルで特別講座を開催いたしました。
こちらが浩子先生。知的で素敵なお方です。
フィレンツェを訪れたことのある方もない方も、一度は聞いたことがあるであろうメディチ家。両替商として富と権力を手にした一家。その一族の女性カテリーナ。彼女がフランスに嫁いで、自分の居場所を確立するために大いに役立てたのが、幼少のころからメディチ家で培われた食に対するこだわり。食の知識と舌だったようです。
これ、すべて浩子先生の講話の中に出てきたことです。
そもそも、先生がなぜイタリア語に進まれたのか・・・きっかけになったこと、私も納得!!その場に居合わせた女性全員(たぶん)納得❤流石でございます。私たちに合わせた目線でお話をスタートしてくださいました。(笑)
フランス料理の基礎をこのカテリーナがイタリアから運んだ、という説。・・・・いや、それは時代が違いすぎる・・・・と、ちょっとだけ否定的な説。色々と、耳にしますが、フランス料理の発展に一役買ったのは間違いないようですね。
そこで、この日は、浩子先生のご提案で4品のメディチ家にまつわるお料理を皆さんで用意して試食。前日用意、頑張りました☆
Insalata di Caterina カテリーナのサラダ
Crespelle alla fiorentina フィレンツェ風クレープ
Anatra all’arancia alla fiorentina 鴨のローストオレンジ風味…オレンジのソースは別添えに
Castagnaccio 栗のトルタ
横に付けているのはマダムMお手製の栗の甘露煮・・・毎年とても美味しいのです❤
☆ここで、お知らせ☆
中村浩子先生の特別講座が同じタイトルで10月7日土曜日
東京の高田馬場 リンガビーバ・リストランテ文流にて行われます。
ご興味のある方は、お問い合わせなさってみてください。